映画と世界観をギフトに。

Youtubeの動画が頭の中で流れているような状態が続きます。

 

広汎性発達障害(PDD)と診断を受けて、約5年目。

連想するスピードが速すぎるタイプの発達障害みたいで、

これは結構きついです。

 

高過ぎるのも障害だからね、と、相談事業をしている方からは言われました。

 

広汎性発達障害という呼び方は、今は自閉症スペクトラムという

言葉で統一されているようです。

 

辛い半面、活かさないと勿体ない才能でもあるのが、発達障害の能力でして、

こういう音と映像が頭の中を流れている状態を良く観察すると、

自分で映画みたいなものが作れるような可能性が感じられます。

 

数年後に進学する専門学校で、ゲームCG(コンピューターグラフィック)が学べるので、好きな分野のコンテンツを頭の中で展開していけば良いのだと

私自身は自覚し、ゲームクリエイターになって最終的には映画を製作できないのかなと思います。

 

スタジオジブリが世界的に評価されているように、

自分自身の独特な人生観や併せ持つ世界観、不思議な感性を、創作物として、

人の心を豊かにするゲーム及び、映画として世に送り出せないかと。

 

私は、例えば、BUMPOFCHICHENの「天体観測」のPVを、隅から隅まで思い出せと

言われれば、しっかりと最初の汽笛の部分から思い出すことができます。

 

そういう意味では、サヴァン症候群が入っているのかもしれません。

 

想像力が高い、映像記憶力が高い、そういうタイプの自閉症スペクトラムが、私の障害。

 

せっかくなら、若者に夢を与えられないのか、自分の能力を十分に活かして、

夢を持てない若者に、夢を与えられないか。

 

感動する経験、感動する体験は、強くその人に刻まれて、

その人を突き動かす原動力になると、私は思っています。

 

ティーンエイジャーに捧ぐ

たくさん悩むと良いし、たくさん傷付くのも良い。

 

その中で模索し、自分なりの価値観を想像していける十代の子に、

「映画」という媒体を通じて、夢をギフトしたい。

「映画」という非日常をプレゼントしたい。

 

これが、私の最終的なやるべきことでありますように。

 

そう願いながら、この文章を打っています。